今回の記事では店舗における集客の方法ということで、価格勝負の集客ではなくこれからはどのような集客の方法が有効になっていくのかということが私の視点ではありますが、紹介させていただきたいと思います。
店舗の集客はお客さんに選ばれること
今回は店舗においての集客マーケティングについて紹介していきたいと思います。店舗での集客ということは、いかにして、自分の店舗にお客様を集めていくことができるかということになります。当然、店舗の中にお客様が多いということは、売り上げ額としてもより大きな金額になることにつながっていくと思います。
また、店舗の中にお客様がたくさんいるということは、その店舗は多くのお客様から愛されているということになりますし、そのことがまた評判となり、多くの新しいお客様を呼んで来てくれるということにつながっていくのだと思います。店舗にお客様をたくさん集める方法としましては実にたくさんの方法があると私は思います。
しかし、地域で1番安いというイメージを作り上げていくことは、そんなに簡単な事ではありません。
地道に地道に努力を重ねていき、ようやく勝ちとれる称号です。
さらに地域で1番安いという看板をいつまでも守っていかなければならないのです。当然薄利多売ということになっていきます。
もちろんこれはこれで立派な戦略ということになりますし、根強い人気を勝ち取れると思います。
それらをすべて退けていかなければいけません。これではあまりにも大変ですし長期的に見た場合、苦しい局面なども訪れてくることはあると思います。ですので、値段が安いことに越したことはありません。ですが、それ一本だけということもなかなかうまくいかないと思います。
そこで、今回私が提案したいと思うのが、商品を売るということを考えるのではなく、店舗そのものであったり、店舗の中身を売るということです。もちろん店舗を売却するという意味ではありません。
例えばですが、テレビショッピングという業界に目を向けてみますと、どうでしょうか?
値段が安いからということで決めるというよりは、ジャパネットたかたさんの例でいいますと、あの方のキャラクターのイメージが強いのではないかと思います。
ですので、テレビから、ジャパネットたかたの社長さんの声がすると、安いのかな?という印象よりも、今日は何を紹介しているのだろうと思うことの方が強いと思います。
つまり、テレビショッピングといえば、ジャパネットたかたというイメージをつけることに成功したジャパネットたかたさんが、宣伝している商品だし、間違いないだろうし、買おうという現象が起こると思います。
こうなったら、1番強いのかなと私は思うのです。
ですので、商品を売るということはもちろん大前提として大切なことですが、店舗を売る、スタッフのキャラクターを売るということも大きな集客マーケティングになるのではないかと思います。
現代はとくにSNS社会に急速にシフトしていこうとしていますので、そんな時代だからこそ、自分たちの店舗の色をお客様にアピールしていき、集客につなげていくということが有効な時代になってきているのではないかと思うわけです。
そこで、私がいいなと思うツールとしては、動画でのアピールだと思います。
店舗紹介などを、メールなり文章などでお客様に配信したところで、しっかりと最後まで読んでもらえるとも限りませんし、内容も文章で書かれてあっても、よっぽど自分に興味のある内容でない限り、お客様の頭には残らないと思います。ですので、できれば動画でアピールするのが有効な手段になるのではないかと思っています。
今や、スマホからいつでも見ることのできる動画配信サービス、その中でも視聴者も圧倒的に多いYouTubeなどは特に有効なツールではないかなと思います。
もちろん、スタッフが出演する、店長、社長が出演するなどの必要はありません。もちろんプライバシーの問題があります。ただ、どうしても自分が出たいということであるのならばそれはそれで良いかもしれませんが、YouTubeは、全世界の人々が見るわけですので、特にプライバシーの部分は大切な問題になります。
さて、その動画の内容ですが、ただ商品のPRをするということではあまり効果もないかもしれません。ただ、商品自体に、他にはない特徴でもあると言うのであれば話は別になりますが
ライバル製品、同等品が出回っている状況であるのであれば、紹介するポイントは、店舗の雰囲気や、アクセスなどの内容になると思います。ただこれもありきたりな案内ではあまり効果がありませんので、何か目を引くようなアイデアで、面白いと思われるような内容に仕上げることができれば、YouTubeをきっかけにものすごく大きな成功へと発展する可能性は無限にあると思います。だからこそこれからの、今の時代に合った戦略で、集客をしていく必要があるのではないかと私は考えます。
集客が伸び悩んで困っているという店舗があったとしても、どんなところに飛躍的に集客が上がるヒントが隠れているのかはわかりませんので、そんなチャンスをものにしていけたら良いと思います。