現代ビジネスにおいてのマーケティングの重要性は高まり、企業でもマーケティングに注力しています。
売上向上の為にマーケティング戦略は欠かせません。今回は、業種の垣根を越え成功率事例を紹介していきます。
というわけで今回は「必見!すぐに活かせるマーケティング事例!」というテーマで詳しく解説致します。
必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!①【グリコ】
まず、はじめにご紹介する「必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!」は、「グリコ」です。
「グリコ」と言えば皆さん、お馴染みのお菓子メーカーですね。日本のお菓子メーカーとしては、歴史も長くこれまでも定番化されるヒット商品を次々と生み出してきました。
「グリコ」と言えば、チョコやアイスなど様々な商品がありますが、その中でも長きに渡り愛され続けているのが、「ポッキー」です。皆さんも、一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
「グリコ」のマーケティング成功事例は、毎年11月になると、ポッキーやプリッツなどの主力商品がスーパーやコンビニなどの小売店において陳列が目立つ位置に並べられ、フューチャーされているのをご存知でしたか?
なぜ、毎年11月なの?と言えば、実は11月11日が「ポッキーの日」なんですね。そのことから、小売店でもフューチャーし買ってもらおうということなんです。
実は、このポッキーの日は、最初はTwitter内でのキャンペーンということからはじまったのです。
それが次第に拡散し日本全国に広まっていったということです。
「シェアハピ」というキャッチフレーズを中心に展開したメディア戦略などもあり、ポッキーの日か普及していったということです。
このようなイメージ戦略によって消費者の購買意欲を刺激したことによるマーケティング成功事例と言えます。
また、このようなマーケティング戦略は、何も「ポッキー」特有のものではなく、お菓子業界全体でも仕掛けたものがあります。
それが皆さんご存知「バレンタインデー」です。毎年2月14日が「バレンタインデー」として、今では季節行事としてもすっかり定着しています。
本命チョコや義理チョコなど、女性から男性に贈る1つのイベントとしてチョコレートの購買意欲を高めています。
この「バレンタインデー」も実はマーケティングが上手くハマった成功事例なんです。
実は「バレンタインデー」を仕掛けたのは、お菓子メーカーだったのです。
そもそもの「バレンタインデー」の仕掛けた戦略は、どのようにし、誰がはじめたのかは、はっきりしていませんが、気がついたら季節の風物詩として定着していたのです。
「バレンタインデー」はチョコレート業界がチョコを売るためのプロモーションだったということなのです。
つまり、「バレンタインデー」と「ポッキーの日」は、全く同じマーケティング戦略と言えます。
必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!②【コカ・コーラ&ペプシ】
次にご紹介する「必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!」は、「コカ・コーラ&ペプシ」です。
世界的2大飲料メーカーであるコーラ&ペプシ。
どちらもドリンク系の業界ということで、それぞれの特徴を活かした独自のマーケティング戦略が際立っています。「コーラ」という主力商品を全面に打ち出した、世界的メーカーがコラボしたマーケティング成功事例です。
一時期、CMで「コカコーラ&ペプシ」が頻繁に流れていました。
ライバル関係にある2社のコーラ、はたしてどっちが美味しいの?アピールをしたCMのインパクトがかなり大きかったのです。
競合他社の意識しあうバチバチのライバル同士が、よりによってストレートなメディア戦略を打ち立てたのは、驚きでありました。
マーケティングのアイデアとしては斬新で、これまでに全くなかったようなもので、すぐに話題となり、SNSやネットなどで一気に拡散していったのです。
タブーとも言われるストレートな内容に消費者は惹きつけられ、単純に面白さを感じるなど、インパクトを与えるには十分なマーケティング戦略と言えます。
これによってペプシコーラは、遊び心のあるユーモラスなブランドイメージを形成することができたのです。
これまで、ここまで斬新なマーケティング戦略をした企業などは、存在しないような前例のない手法に消費者は驚かされたものです。
「コーラ」という、世界的に認知された定番商品の価値そのものを見直すきっかけを与えるマーケティング戦略でした。
必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!③【大丸・松坂屋】
最後にご紹介する「必見!すぐに活かせるマーケティング成功事例!」は、「大丸・松坂屋」です。
「大丸・松坂屋」といえば、ブランド力のある百貨店というイメージがあり、格式高く高級感を感じます。
そんな 「大丸・松坂屋」が仕掛けたマーケティング戦略は、キャラクター戦略です。
意外ともとれるこの戦略が見事当たったのです。
SNSなどで人気のキャラクター「さくらパンダ」をLINEスタンプにしLINE上でのコミュニケーションを活性化させました。
キャンペーン企画として行ったのは、LINEの画面提示でさくらパンダグッズがもらえるというキャンペーンでした。参加人数は、およそ8000人。
この時のプレゼント応募の為の条件は1,000円以上の買い物ということで、それほど条件は厳しくなかったのですが、なんとグッズ欲しさに、1人当たりの買い物金額が6500円にもなったということで、設定金額を遥かに上回る結果となったのは、嬉しい誤算のようでした。
このキャンペーンは結果的に大成功となり目標数値を大幅に超えたのです。