「稼ぐ」にはどうしたらいいのか?それについては、皆さん、とても興味があることではないでしょうか?
その方法としてマーケティングを理解することにより、しっかり稼ぐことができるのです。
そんな稼ぐ方法を前回に引き続き今回も「儲かる魔法のマーケティング!マーケティングで稼ぐ方法教えます。【後編】」というテーマでさらに詳しく解説していきます。
マーケティングで稼ぐ方法④ 【人の心理は感情で決まることを知る】
消費者がその商品を購入するか否かの決断までには、論理的な考えもプロセスの中では一旦行います。しかし最終的には感情に委ねて購入してしまうというわけてです。
つまり、人の判断や購入意欲は、論理的思考ではなく感情を優先しているわけです。
実は、このケースは物の売買だけに関わらず、ビジネスの面でも同様なことが起こりえます。
企業において重要な仕事が「判断」です。判断1つで売上や業績にも左右されることがあります。
現在多くの企業では、経営判断や経営戦略を考慮する上でマーケティングは判断材料として重要視されています。
企業においては、専門のマーケティング部門を設け、企業経営、経営判断に役立つ情報の収集・分析を行っています。
しかし、それらのマーケティング分析を持っても最終的に判断を下すのは企業のトップの意思1つで決定されることもあるのです。
企業の意思決定には、マーケティング要素と異なる直感によって決定されることも時にはあるのです。
この「直感」も人間の心理そのものなのです。
マーケティングで稼ぐ方法⑤ 【人間の心理と行動パターンを知る】
人の心というのは、様変わりしていきます。特に女性となれば、気移りは男性以上に激しくトレンドにも敏感で、世の中の流行に左右されることもあります。
それだけに移り行く人の心をキャッチするマーケティングは、難しい一面もあるのです。つかみきれないのがマーケティングなのです。
そんなマーケティングを把握する為には人間の心理と行動パターンを読み取れば、知ることができます。
実は人間のパターンというのは、ほとんど決まっているのです。
そのパターンとは、「リスクを避けたい」ことと「快楽を得たい」の二つとなります。
まず「リスクを避けたい」パターンについて触れていきます。
リスクを避けることの人間の行動として「保険への加入」や「資格の取得」などがあります。
「保険への加入」は、万が一の時に備えてのリスク回避ですね。生命保険や火災保険などがあります。
そして「資格の取得」は、実際に活用する予定がなくても自己啓発や将来の事を考えた上で、とりあえず資格を持っていればという安心感をえる為などがあります。
会社員だとしても、今の時代、いつリストラされるかわからないことを考えれば、資格の一つも持っていたいというところです。これも人生においてのリスク回避と言えます。
もうひとつの「快楽を得たい」というパターンですが、前述の欲しい物の買い物のパターンなどが該当します。お金はないけど、買いたいという心理が上回ってしまうということですね。
「快楽」というものは、実は物を売る為には、かなり重要な要素となります。例えば人材募集のフレーズとして、「在宅勤務」、「フリーランス」、「未経験可」、「シフト自由」など、働きやすく自由な点をアピールします。
マーケティングで稼ぐ方法⑥ 【売り側から仕掛けるアクション】
ウェブ上で商品を売るにも、売り文句のキャッチコピーや人を惹きつけるフレーズがとても重要になるのです。
やはりそんな時に役立つのが心理学なんです。言葉ひとつで人間の心を動かすことはできるのです。
物事の決断なども、誰かが誰かに対して発した言葉によって、決断が変わるということも多いにあり得ます。
例えば、ドラマのシーンで描かれる企業の経営会議において、会議前には規定路線として、上層部の判断はほぼ決定していたようなことも、一担当者の熱弁や言葉によって意見を変えることだってあり得るのです。
人の意識や風向きを変えられれば、決議・決定だって変わるというわけです。これは単純に人が物を買うか買わないかの判断と似ています。
このような行動を「行動経済学」と言います。
ここで、基本的なことに立ち返れば、マーケティングとは、「人に刺激を与えることにより、反応を変えるということ」になります。
つまり仕掛け方によって、売れるか売れないかは変わってくるのです。
具体的事例をあげると、タイムセールなどがあります。時間限定という付加価値を与えることによって、特別感、お得感を顧客に与え購買意欲を刺激するのです。
もちろんタイムセールは全商品に対して行うわけではなく、商品限定で行う場合がありますので、タイムセールという付加価値につられて対象外の商品も購入してしまう効果も期待できます。
また特に今、必要ではなくとも割安感を感じたことから、買っておいた方が後々得ではないか?と思わせることも売る為のアクションと言えます。
このように顧客に対して売り手からアクションを起こすことによって、顧客の購買意欲を刺激し、意識を変え、心理に働きかければ、物が売れるというわけです。
つまり消費者心理を知ることができれば、どんな物でも売ることができるというわけです。
顧客側としても、心理学を学ぶことで売る側の意図や仕掛けを知ることができるのです。
様々な理由がありますが、マーケティングを考える上では、全てに対して「心理学」は通じるものがあります。