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任天堂が2019年9月20日に発売した「Nintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチ ライト)」の販売台数が早くも公表されました。

新型なのに新機種ではない、ゲーム機の売上は、果たしてどのようなものなのでしょうか。

今回、そんなNintendo Switch Liteの状況について触れてみました。

Nintendo Switch Liteの販売台数


国内はもとより世界的にもメジャーなゲーム会社となった任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch Lite」が発売前から和となっていました。

今回の「Nintendo Switch Lite」は、2017年3月3日発売開始の「Nintendo Switch」のいわゆる別バージョンであり、携帯専用機という形になります。

ゲーム機としては、新機種ではなく「新型」ということになります。

「Nintendo Switch」が爆発的ヒットとなり、任天堂にとっては起死回生の大ヒット商品となったわけですが、形を変えた「Nintendo Switch Lite」の勝機はいかに?

2019年9月20日に発売されたとあって、発売直後の市場の感触が気になります。

そんな中、早速国内販売台数が発表されています。

集計期間:2019年9月20日~2019年9月22日
販売日数:3日間
国内推定販売台数: 177,936台

Nintendo Switch Liteの発売の初動となる販売台数結果は17.8万台

これによりNintendo Switch Lite含むNintendo Switch本体の国内累計販売台数は、合計921.2万台に到達。

(ゲーム総合情報メディア「ファミ通」調べ)

尚、今回のNintendo Switch Liteの発売の他にNintendo Switchの本体の新型も発売されています。

こちらは基本的なスペックは、それほど変わりばえがありませんが、バッテリの駆動時間が伸びるなど、改善点もあります。

Nintendo Switch Liteは期待外れ?その他、評判は?


今回、発売されて間もない「Nintendo Switch Lite」ですが、どうやら期待外れの声も上がっているようです。

初週の販売台数として提示しているのが、ゲーム総合情報誌の「ファミ通」による推測ということもあり、正しい数値ではなく憶測値であります。

実は、その他のメディアクリエイトで報じている初動の販売台数は、およそ11万4192台。推測値との差がなんと6万台もの開きがあるのです。

これは、速報値として報じられたもので、後に修正され16万768台とされました。

この結果を捉え株式市場では敏感な反応を見せたのです。なんと任天堂の株価は約7カ月半ぶりの下落率となったのです。

具体的な株価は一時前日比4.6%安まで下落。終値は4.3%安の4万520円。

この結果が期待外れだと市場で判断された結果なのです。

通常、新商品の発売などは、売上の伸び率を期待しての好材料となるはずなのが、新商品発売にも関わらず、株価が下落したということは、期待にそぐわぬ結果の表れを見たからでしょう。

発売前の「Nintendo Switch Lite」の販売予測としては、30万台と言うことでしたが結果的には、予想のおよそ半数と大きく予想を下回ったことが一時的なショックとして株価に反応したというわけです。

「Nintendo Switch Lite」については、初動が鈍く市場もそれほど反応しなかったようです。

「Nintendo Switch Lite」は、「Nintendo Switch」所有者にとっての位置づけも曖昧なのか、セカンド機として購入するかどうかは不明のようです。

「Nintendo Switch」の廉価版と言われる「Lite」の販売価格は、本家「Switch」に比べ10000円も安いので、「Switch」を持っていない顧客には、手が届きやすい価格とも言えます。

Nintendo Switch Liteの投入意義


Nintendo Switch Liteを投入したことにより、よりフレキシブルな使い方を可能としました。

本家「Switch」も、機動性は悪くなく外に持ち出すことも可能ですが、「Lite」では携帯専用ということで、それなりにニーズは高い製品と言えます。

「Switch Lite」の投入は、「Switch」発売から3年を経過したこのタイミングで、より幅広い顧客層の拡大が狙いです。

様々なニーズに応えた機種を提供することで、その存在を盤石としたい意図があるのでしょう。

初動の動きは鈍化していたとしても長い目でみれば、「Switch Lite」のニーズは、それなりにあるのではないでしょうか。

また下期に向けての新商品の発売は、年末商戦を意識してのものであり、実際に「Switch Lite」の売上が伸びるのは、今後に控える人気ソフトの発売以降になるのではと言われています。

今後、発売を控える人気ソフトは以下の通りです。

  • 「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」(スクウェア・エニックス/9月27日発売予定)
  • 「ポケットモンスター ソード・シールド」(ポケモン/11月15日発売予定)
  • 「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売予定)
まとめ

いかがだったでしょうか。今回は『「Nintendo Switch Lite」発売後の販売状況』というテーマで現況を把握しまとめてみました。

初動が鈍かったNintendo Switch Liteですが、今後のソフト販売により売上を伸ばす可能性もあります。今後も動向を見守りましょう。


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