皆さんは、「リモデ」という言葉をご存知でしょうか?
最近になってビジネスシーンの中でもよく使われることとなりますが、このリモデが働き方を大きく変えるというのです。
というわけで今回は「働き方を変える!リモートデスクトップとは」について詳しく説明致します。
働き方を変える!リモートデスクトップとは①【リモートデスクトップとは】
「働き方を変える!リモートデスクトップとは」というテーマで1つ目に取り上げるのは「リモートデスクトップとは」です。
冒頭でもお伝えしましたが、「リモデ」というのは、いったいなんでしょうか?
次々と現れるカタカナ用語ですが、知っている方は知っているという感じではないでしょうか。
この言葉は、IT系やシステム運用、テクニカルサポートの仕事をしている方なら、近年よく使う言葉となっているのではないでしょうか。
「リモデ」とは、リモートデスクトップの略となります。
リモートデスクトップとは、離れたところにあるPCを遠隔操作することです。
実際に使っている分には、なんら自分のPCを使っているのと全く遜色はありません。
自宅から会社のPCのデスクトップをインターネット経由で操作することを可能とした仕組みを言います。
どこにいても、社内のPCにアクセスすることができれば、いつでもどんな時でも会社と同じような環境で仕事ができるということになります。
操作感としては、遠隔操作するPCの処理能力によって左右されることから、操作する自分自身の端末の性能が低くても関係はないのです。
また個人では所有していないオリジナルの業務ツールや社内システムをそのまま利用することができます。
遠隔操作する端末にインストールされたソフトウェアをそのまま利用できるという点がリモートデスクトップのメリットと言えます。
個人所有しているPCの性能は気にすることなく、手元のパソコンで準備することができるということが、利便性を高め、気軽にテレワークを導入できることが最大の売りと言えるのではないでしょうか。
リモートデスクトップで接続したPCでの作業のデータ等は、全て遠隔操作先に保存されることから、情報の保全性という意味もあります。
顧客情報などを社外に持ち出すとなると、様々なデメリットがありますがセキュリティ上のリスクを抑えることでもビジネス環境としては、非常に価値があるのです。
リモートデスクトップとしての評価としては、なんと言ってもその手軽さにあります。
社外での仕事環境をいとも簡単に整えられるということは、業務としての幅を非常に広げ、働き方の選択肢を増やすことに繋がるのです。
昨今の働き方改革における具体的な改善策としては、非常に大きな影響を与えることになるのです。
もちろん、いくらリモートデスクトップが便利で手軽に使えるとしても気をつけるべき点というのは必ずあります。
まず必要となるのが、インターネットへの接続環境です。これは、必須となります。
働き方を変える!リモートデスクトップとは②【リモートデスクトップの評価】
「働き方を変える!リモートデスクトップとは」というテーマで2つ目に取り上げるのは「リモートデスクトップの評価」です。
現在の日本においては、大抵の場所からのネット環境というのは、既に整ってはいますが、場所によっては繋がらない場所があるので、都市部以外の場所でのネット回線の有無というのが関係してきます。
操作する側のPCのスペックというのは、関係ありませんがインターネットの通信速度や安定した接続環境というのが大切になります。
また遠隔操作するPCの電源を入れておくことが必要となります。いつでもどこでもリモートで操作するためには、会社のパソコンが常に電源が入っている必要があります。
作業が終わったからと言って、シャットダウンをしてしまうと、電源が落ちてしまうので、そうなった以上は、リモートデスクトップは使えないことになります。
会社に誰かいれば誤って電源を落としても対応できますが、誰もいなければ、電源を立ち上げるために出社せざるをえないということになります。
たがらと言って、やはりリモートデスクトップには、メリットのほうが明らかに多く、気を付けるべきことを押さえておけば、有効活用できることは間違いありません。
では、次により具体的にリモートデスクトップの詳細について詳しく説明致します。
リモートデスクトップでできることとして代表的なことは、次の3つとなります。
リモートデスクトップでできること
- 社内と同じ環境での業務ができる
- どんな端末からでも利用できる
- 画面共有が簡単にできる
上記のようにリモートデスクトップならば、会社にいなくとも、どこにいようともネット環境さえあれば、会社と同じ環境で仕事ができるということは、仕事の可能性を大いに広げてくれるのです。
社内のPCの処理能力を外でも、そのまま利用できるということが何よりも魅力となります。
つまり接続に利用する端末はスペックが低くても対応できるため、パソコン購入費用を抑えることもでき、ソフトのインストールなども全く必要ないということが使い勝手の良さとなっているのです。
リモートデスクトップの機能を活用することで、オフィスに縛られない働き方ができるのです。
次にリモートデスクトップの仕組みについて、ふれていきましょう。
リモートデスクトップは、これまでに説明してきたようにインターネット経由でアクセスすることによってホスト先となるPCのデスクトップ画面から、操作することができるのです。
アクセス元からホストへキーボード・マウスの入力情報を転送するというのが仕組みそのものとなるのです。
リモートデスクトップ利用時の処理にかかる負担となるのは、アクセス先であるホスト端末となります。
アクセス元の役割としては、単なるコントローラーであり、ディスプレイ、キーボード、マウスの役割を単純に担うだけなのです。
働き方を変える!リモートデスクトップとは③【リモートデスクトップに必要な3要素】
「働き方を変える!リモートデスクトップとは」というテーマで3つ目に取り上げるのは「リモートデスクトップに必要な3要素」です。
では、ここからは、さらに詳しくリモートデスクトップへの理解をいたしましょう。
リモートデスクトップを始めるために必要なのは、次の3つとなります。
- ホスト
- クライアント
- ネットワーク
上記の3つのみです。
①ホスト
まずホストですが、リモートデスクトップで遠隔操作される端末(PC)を指します。
業務に必要な処理能力があるPCやソフトウェアなどが、環境として用意されています。
社内で日常的に使っているPCが対象となりますが、物理的に存在するPCのみならず、仮想PCとしての環境を構築しているケースがあります。
②クライアント
ホストに接続するための端末であり、ユーザーが手元で操作する端末となります。
ディスプレイにホストの画面の表示や、マウス、キーボードの操作情報を発信します。
③ネットワーク
ホストとクライアント間の情報を行き来するネットワーク網です。
リモートデスクトップの処理速度については、ホスト側PCのスペックに左右されますが、それ以外の使いやすさの実感としてレスポンスがあります。
ホストとクライアントとのレスポンスに関わるのが、安定した接続環境であることは間違いありません。
またクライアントの端末から企業へのネットワークに接続するには、VPN接続が用いられます。
VPN接続とは、プライベートネットワーク接続のことを言います。
リモートデスクトップに必要な3要素という必要な要素を知ることにより、快適なテレワークが行なえます。