集客をあげるのにはどうしたらいいのか悩んでいる企業も多いかもしれません。それを解決するために、トレンドにのった効率的な方法としてソーシャルメディアを活用した集客方法があります。今回はそのノウハウをわかりやすくまとめてみました。
Web集客はマーケティングの基本戦略!
web集客はマーケティングにおける基本的な戦略となります。自社のホームページやLP(ランディングページ)のアクセスを増やすことで、例えば注文の受注、資料請求やセミナーの申込みといったコンバージョンを獲得しやすくなります。web集客の成功がそのままゴールの達成に比例するといっても過言ではありません。
web集客のための方法はリスティングや動画ディスプレイ広告を活用したり、ためになるノウハウ記事を書いてSEO対策を行うコンテンツマーケティングやネット上で多くのファンを獲得している人に宣伝をしてもらうインフルエンサーマーケティングなど様々なものがあります。
インフルエンサーと呼ばれる人たちもインスタグラム、Twitter、Facebookといったソーシャルメディアなどを使って情報発信を行い、熱烈なファン(フォロワー)を獲得しています。
こういったソーシャルメディアの活用は現在のweb集客戦略では欠かせないものとなっており、ぜひ活用しいていただきたい集客方法です。
ソーシャルメディアを使ったマーケティングは拡散力も強く、ダイレクトにフォロワーに対して自社のブランディングや商品の宣伝を行い、自社のページへと誘導できる効率的な集客を行うことが可能です。それぞれのソーシャルメディアごとに特色もありますが、多くの企業が実際に行っているマーケティングノウハウをご紹介します。
ハッシュタグの利用
ハッシュタグとは#にキーワードを付けたもので、Twitterやインスタグラムといったソーシャルメディアを使っている人はこのハッシュタグを利用して、探したい情報を見つけ出しています。ハッシュタグを付けて発信することで、それまで自分のアカウントを知らなかった人もハッシュタグ検索から投稿にアクセス(リーチ)しやすくなります。
例えばバレンタインの時期にこだわりのスイーツを売り出し宣伝をしたいケーキ店ならば、
「#バレンタイン #スイーツ」
というハッシュタグと共に、スイーツの投稿をすることで、その時期のこだわりスイーツを探している人にリーチしてもらいやすくなります。
ハッシュタグはリアルタイムで投稿数からトレンドランキングも集計されていて、今現在ネットで話題になっている情報もひと目でわかります。トレンドランキングに入っているハッシュタグを敢えてつけて投稿を行うことで、一気にリーチを稼ぐことも可能です。
ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグを活用したマーケティングはその他にも「ハッシュタグキャンペーン」と呼ばれるものもあります。これはハッシュタグを付けた投稿は一つのカテゴリのようにインデックスされる性質を利用して、気軽に企業がキャンペーンへの応募を促し管理する宣伝手法です。よくインスタグラムなどで利用されています。
例)某ランドセルメーカー
自社のランドセルを背負った新入生の子供の写真を「#天使の羽スマイルフォト」といったハッシュタグ付きで投稿してもらうフォトコンテストを開催。入賞者には商品券を進呈。
といったキャンペーンの場合、応募者の投稿はすべて「#天使の羽スマイルフォト」といったハッシュタグで見ることができます。
またその応募者のフォロワーがその投稿を見て、ハッシュタグリンクをクリックした場合、キャンペーンを主催するランドセルメーカーの公式アカウントにリーチすることにもつながります。
通常キャンペーンの応募はハッシュタグをつけることと、公式アカウントのフォローがセットになってますので、企業は自社アカウントのフォロワーを増やすこともできます。
キャンペーンが終了した後でもフォロワーに対し情報発信を続けたり、相互に関わりを持つことでエンゲージメントを高め、自社のブランドのファンになってもらい、その後の自社HPへの誘導や宣伝がしやすくなっていく仕組みです。
インフルエンサーマーケティング
冒頭でも少し説明しましたが、すでにソーシャルメディア上で人気のあるフォロワーに対して影響力を持つ人(インフルエンサー)を活用したマーケティングがインフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーは有名な女優やタレントの場合もありますが、ソーシャルメディアにおいては、一般的には認知が薄くても、そのメディアでは有名だと言われている「一般人」も多く存在します。いわゆるカリスマとして、料理の分野だったり、美容の分野だったり、ファッションの分野だったりといった情報発信を行って、コアなファンを獲得してるような人たちです。
そういった人にさり気なく自社のブランド製品やアイテムを紹介してもらうことで、その人のフォロワーにも「同じものが欲しい」「自分も使ってみたい」と興味を持たせることができるのです。
一般的に人は勝手に配信されてくる広告には興味を示さなくても、この人が勧めるものだったらもっと知りたいというように興味をもってくれる割合が高まります。
特にトレンドや流行に敏感な若い世代では、自分が信望するカリスマが持っているもの、勧めるものは流行の先端のアイテムとして影響力を及ぼします。自社の宣伝したい商品のターゲット層に厚いファンがいるようなインフルエンサーにコンタクトを取り、マーケティングに活用するのも多くの企業が実際に行っています。