ふとした時の隙間時間に、暇つぶしに、気分転換にスマホでサクっと、わずか数分の動画を楽しんでいる方が多数いらっしゃるでしょう。
動画サイトとして有名な「youtube」への動画投稿をするユーチューバーという仕事があります。子供達にも人気のユーチューバーの現実について今回は触れてみます。
子供にとっての憧れの職業「ユーチューバー」
今やメディアにとっての第一媒体はインターネット。それは生活の至るところに現れています。
一家団欒の夕食の際、食事をとりながら、なんとなくテレビをつけておくというスタイルから、現在は、家族のそれぞれがスマホを片手にし画面を眺めながらの食事をしていたり、毎朝の通勤電車の光景も雑誌や新聞を読む姿が減り、スマホの画面ににらめっこの光景へと様変わりしました。
そんなスマホ中毒人間が増殖する中で閲覧率が高いのが「youtube」です。動画投稿サイトとしては、世界中で認知されている最もメジャーな動画サイトです。
ネット上の動画サービスは、現在ではいくつも存在しますが、誰もが簡単に動画を投稿できるというyoutubeの存在は、かなり大きいのです。
そんなyoutubeを志向しているのは、大人だけでなく子供もよく利用しています。
今の子供は、生まれた時からネット環境があり、スマホがあり、youtubeまで既に存在していたので、それらの物に対して全く影響がなく、日常生活の中では、あって当たり前の物になっています。
親の影響もあり、スマホやタブレットPCなどに対しても全く抵抗なく使うことができます。youtubeを見ている子供は、幼稚園児以上であれば、1人で自由に見ることができるようで、小学生であればyoutubeを見るのは、テレビを見るくらいと同じく当たり前なのです。
(※上記のような「ながら行為」は、マナーは良いとは言えませんが、、、。)
そんな中、youtubeへの動画投稿などで生計をたてているユーチューバーという職業があります。プロユーチューバーとして活躍する知名度も高い人気ユーチューバーもいれば、副業として行っている方もいます。
世界的に人気のユーチューバー
最近では、特に不登校の小学生がユーチューバーとなったことなどが話題となったりしています。(※小学生ユーチューバーについては、様々な物議を醸していますが、、、。)
そしてユーチューバーは、子供が将来なりたい職業としても人気が高く、なりたい職業第2位という結果が出ています。
更に小学校4〜6年の高学年の男子に絞れば、ユーチューバーは、20.9%の割合となり、なんと第1位という人気の職業ともなっています。
ユーチューバーがなりたい職業のトップになるなんて、時代は本当に変わったものです。それだけyoutubeは、子供達にとっては身近な存在であり、憧れの存在でもあるのです。
実はこうした現象は、日本だけではなく韓国でも同じような状態のようで、世界的に見ても子供達の憧れの職業となっているのです。
現在の子供たちにとってのyoutubeは日常には欠かせない存在となっており、youtube志向は高まるばかりなのです。
そんな人気の職業、ユーチューバーですが、安易にユーチューバーになりたいと考えるのは、危険です。
なぜなら、ユーチューバーとして生きていくのは、想像以上に難しく厳しいからなのです。
ユーチューバーが人気の秘密
子供達にとっての憧れのなりたい職業として大人気のユーチューバーですが、なぜここまで子供達に人気があるのでしょうか。
まず、単純な理由として、「youtubeの面白さ」があるからです。
youtubeには、様々なジャンルの数多くの動画が無数に存在します。子供から大人まで楽しめる豊富な動画が見切れないほど存在します。
更に新しい動画は、日々、いや数秒単位で世界のどこかで誰かが常にアップしているのです。
プロのユーチューバーとなれば、ほぼ毎日、動画を投稿していますし、1日1本とは限らず複数の動画を投稿している場合もあります。
プロユーチューバーの投稿する動画は、1本の動画が5分〜15分程度の短い動画が多く一度に見切るには、ちょうどよいサイズになっているという特徴もあります。
シリーズものの動画となれば、続きが気になり次回の投稿を視聴者は待ちわびているというわけです。
youtubeは、ある意味、中毒性があり、ついつい時間を忘れて見てしまうこともあります。目的のキーワードでヒットした関連動画が数多く表示される為、ついつい気になって動画の連続視聴をしてしまいがちになります。
このように単純にyoutubeは、見ていて面白いし楽しいのです。テレビて違い製作者主導出一方通行というわけではなく、自ら好みのジャンルを探し、見つけ出すという楽しさもあります。
また、youtubeではコメントを残したり動画製作者に対し、メッセージを送ることも、動画の評価をしたりクリエイターと視聴者とが双方でやりとりできるということもyoutubeの大きな特徴であり魅力とも言えます。
youtubeは、自ら好みのジャンルを絞って見るということができることから、ピックアップされた時点で、既にユーザーは、満足感があります。
この自らセレクトしたという行為そのものは、マーケティング的にみても非常に有効なのです。なぜなら、最初からユーザーは、求めているからです。