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2020年に入り世界的な影響を及ぼしている「コロナウイルス」。連日連夜の様々な報道に危機感を募らせるばかりです。

そんな中、マーケティングにも変化が現れています。特に飲食店は大打撃を受けています。

というわけで今回は「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」について詳しく説明致します。

飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化①【現状分析】


「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」1つ目にふれるテーマは「現状分析」です。

国を上げての様々な対策が行われるほど脅威となっている「コロナウイルス」。

我が国日本は、本来ならオリンピックイヤーの年になり大いに盛り上がるはずが、そんな雰囲気を一気に失くし話題をさらっているのがコロナショックです。

2019年12月、中国で発生したウイルスが3ヶ月を経て全世界に広まることとなりました。その感染力の強さは、前例のない状況と言えます。

まさに映画の世界さながらのパンデミックが現実になったというわけです。

2020年3月時点、国内での感染者増加の報道が連日されており、先行きは不透明なところです。

3月に入り感染増加を抑制する為、全国の小中学校が休校となりました。

このような感染症による措置は、戦後の日本において初となる試みとなり、より一層の危機感を募らせるきっかけともなりました。

その影響は、マーケティングや経済、ライフスタイルにも大きな変化をもたらしています。

在宅勤務や時差通勤、外出をできる限り控える、集会やイベントなどの開催中止など感染リスクを抑える様々な取り組みが行われています。

人が集まるところは、敬遠されることになりました。

中でも影響が大きいのが飲食店。客足はあからさまに減少しています。飲食店の他には、旅館、ホテル、映画館、ライブハウスなども苦境に立たされています。

その中で飲食店ほど、店舗数が多い業界は売上的に半減するなど、ダイレクトに収益面でマイナス影響となったのです。

様々ある飲食店ですが、営業形態も大手町チェーンから個人経営など様々あります。

売上の低下が続けば、経営を続けることが難しい飲食店も増加するでしょう。

客足が遠のいたのは、2月末からとなり、3月に入ってもその影響は止られないのが現状です。

飲食店の場合、売上の割合として大きいのが団体客です。

しかし便りの団体客のキャンセルが相次いだことにより非常に厳しい状況に変化したのです。

本来であれば、3~4月というのは、歓送迎会など飲食店にとっては繁忙期となるはずが、コロナショックにより、その目論見も崩れ去りました。

1年でも売上的には大事な時期でのマイナスは、飲食店にとっては大問題となります。キャンセルが相次ぐ状況の上、新規の予約も入らないのでは、正に八方塞がりというわけなのです。

現状、例年と比較し売り上げ50パーセント減の飲食店も珍しくありません。

飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化②【具体的な悪影響】


「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」2つ目にふれるテーマは「具体的な悪影響」です。

コロナウイルスは、様々な場面に影響を与えています。経済でも数値として如実に現れ、経済の停滞、将来への不安から株価の下げが止まらない状況となっています。

そんな経済状況にも関わる飲食店の具体的な問題をまとめてみました。

【人手不足問題】
ただでさえ少子高齢化による労働人口の減少により人手不足とされている現状ですが、コロナウイルスにより表面化しているのが人手不足問題です。

飲食店の仕事は、条件面での問題などから働き手の不足が嘆かれることですが、今回の件により飲食店離れが進みました。

一旦、客足が落ちた状況を元に戻すのは、時間を要します。

飲食店も人手不足の解消策として頼りにしていたのが外国人スタッフです。その外国人も帰国してしまうほどですから、人材不足は大きな問題です。

人手が足りなければ、営業時間の短縮や提供メニューを絞るなどの苦肉の策にて対応しているお店も存在しています。

【衛生用品の確保】
コロナウイルスの影響により、マスクの需要が高まり入手が困難な状況が続いています。

さらに、トイレットペーパーや消毒液などの確保も難しくなっています。

ただでさえ、感染のリスクを抑える為、客足が遠のいている状況で飲食店の衛生面、安全面は通常以上に求められることになります。

そんな状況において衛生用品の確保は、死活問題と言っても過言ではありません。

飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化③【対策と課題】


「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」3つ目にふれるテーマは「対策と課題」です。

はびこるコロナウイルスによっての影響は計り知れないものがありますが、そのような状況でも飲食店では、様々な対策を行っています。

その対策の中で浮かび上がってくる課題も、当然あります。

飲食店による感染リスクといえば、ノロウイルスです。

ノロウイルスによる食中毒は、冬になると発生することがありますが、ノロウイルスが発生した場合に、しかるべき対処を行う必要があり、飲食店はしばしの間、営業を停止せざるをえません。

そのように例年のようなウイルスによるリスク対策として飲食店では、次のようなことを行っています。

【手洗い】

飲食店に限らずウイルス感染対策としては基本であるのが「手洗い」です。

飲食店ならなおさらで十分な対策が普段から必要となります。

また手洗いだけではなく、実際に顧客が手で触れる食器や調理器具の消毒なども徹底する必要があります。

【従業員の健康管理】
コロナウイルスやノロウイルスなどの感染源が飲食店の従業員からという凡例があります。

そのことから、従業員の健康管理の徹底は必須です。二次感染を防ぐことは当然のこととなります。

こんな時だからこそ無理はせずに十分な休養と睡眠、バランスのとれた食事をするなど、基本的な健康的な生活が、何にしても最も大切なことになります。

健康な体を作ることにより抵抗力、免疫力の低下を防ぐことが個人としても、取り組む必要があるのです。

飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化④【ピンチを乗り切るには】


「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」最後にふれるのが「ピンチを乗り切るには」です。

こんな時だからこそ、困難な状況であるとわかっている中でも、なんとか工夫して集客に繋げたいものです。

飲食店に限らず、実店舗を運営しているなら集客問題は日頃から頭を抱えるところでもありますが、さらにも増してこのような状況での集客はシビアであることは間違いありません。

それは、どこの飲食店も同じ条件です。こんな時だからこそピンチをチャンスと捉えた集客を考えてみるべきではないでしょうか。

なんとか工夫をすることによって、遠のいた客足を取り戻す策が必要とされます。

工夫次第で、なんとかお店に顧客を呼び戻している飲食店も見受けられます。

こんな時だからこそのアイデアというものが浮かぶことを想定し逆境を逆手に取るのです。

人間にとって食事は、どんな時にも必要になりますからニーズがなくなるということはありません。

最も顧客に訴えかけるのは、「価格」です。ドリンク1杯無料や半額など、集客にダイレクトに反応する方法です。

どうせ、お店をオープンしているなら通常時の割引以上にインパクトのある割引を行うのです。

お店によっては、「コロナ」にかけて「567」円での飲み放題プランを提供するお店も話題となりました。

かなりの激安価格であり、語呂合わせとしてもユニークなフレーズは、多くの人の感心を集めるものです。

さらに、外食ではなく家食が増加したことから、飲食店が積極的になっているのがデリバリーサービスです。

顧客がお店にこないのなら、お店側から顧客に食べ物を提供することという対策も見られます。

デリバリーについて話題となっているのが、Uber Eats(ウーバーイーツ)です。正に今この時の状況にマッチしたサービスの言えます。

スマホアプリから簡単にデリバリー注文をすることが可能なサービスで、家食に飽きた人たちのお腹を満たすには最適なサービスと言えるでしょう。

マーケティングにおいても、非常にトレンド的な今、注目のサービスと言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「飲食店の売上半減!コロナショックによるマーケティング変化」というテーマで詳しく解説致しました。

100年に一度の世界的感染症の拡大とも言われるコロナウイルス。2020年3月時点でも、この先はどうなるかわかりません。

先の見えない脅威のウイルスに数カ月先の目先さえも見えない今、マーケティング的な戦略を再度見直す必要があります。


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